首脳テレビ会談、中米関係のかじを取る
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【12月10日 People’s Daily】「中米両国は大海原を航行する2隻の巨大な船であり、われわれはしっかりとかじを取り、荒波に向かって共に前進し、針路からそれることもなく、失速することもなく、衝突もしないようにしなければならない」。11月16日午前、習近平(Xi Jinping)国家主席は米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領とテレビ会談を行った際、このように強調した。
百年に1度ともいえる世界の変動と新型コロナのパンデミックが織りなす世界は歴史の岐路に立っており、中米関係も岐路に立たされている。いざという時に、両国首脳は中米関係のためにかじを取り、今後の一定期間における中米関係の発展に方向を示し、原動力を注ぎこんだ。これは両国の人々の幸福にとって必要であり、国際社会の期待にも合致する。
中米関係の発展の正しい方向を把握するには、歴史の望遠鏡を持ち上げ過去を振り返る必要があるだけでなく、高くまで登り、未来を展望する必要もある。今回のテレビ会談で、バイデン大統領は次のように表明した。私は習主席の述べた、歴史は公正であり、米中関係は仲良くする他になく、台無しにしてはならないという点に賛同する。両国首脳の今回の会談は、歴史的責任感が中米関係の前向きな発展を導く重要な基礎でなければならないと述べた。
中米関係の発展の正しい方向を把握するには、大きな構図を示し、大きな責任を担い、前向きな見方を堅持し、前に進み、戦略的胆力と政治的迫力を打ち出すべきだ。中米の平和共存は、中米両国を含む国際社会の共通の利益だ。衝突することもなく、対抗することもなくは、双方が必ず守るべき最低ラインだ。協力してこそウィンウィンを実現でき、これは両国の利益が深く解け合うという客観的現実の必然的な要求だ。地球は中米がそれぞれと共同で発展するのに十分な大きさがある。双方は互恵を堅持し、ゼロサムゲームをしない、あなたを負かして私が勝つようなことはしない。
中米関係が健全で安定した発展の正しい軌道に戻るよう推進するには、行動に焦点を当て、向かい合って進むことを堅持しなければならない。習主席は、中米が4方面の優先事項を重点的に推進すべきだと指摘した①大国としての責任感を示し、突出した挑戦に国際社会が協力して対応するように導くこと②平等互恵の精神に基づき、各レベル、各分野の交流を推進し、中米関係により多くのポジティブエネルギーを注ぎ込むこと③建設的な方式で行き違いや敏感な問題を管理・コントロールし、中米関係の脱線と暴走を防止すること④国際・地域の重要なホットイッシューでの調和と協力を強化し、世界により多くの公共財を提供すること──この4方面の優先事項は、中米両国がそれぞれの国内の事をうまく処理し、また果たすべき国際的な責任を引き受けるには、必ず着目しなければならない行動の方向だ。
中米関係が健全で安定した発展の正しい軌道に戻るよう推進し、相手国の核心的利益と重要な関心ポイントを尊重することは、行き違いを管理・コントロールするためのあるべき道理だ。台湾問題は一貫して中米関係の中で最も重要で敏感な問題だ。バイデン大統領は、米国政府は長期にわたって一貫した一つの中国政策の遂行に注力し、「台湾独立」を支持せず、台湾海峡地区の平和と安定の維持を祈ると重ねて表明した。
今回の率直で、建設的で、実質的かつ効果的な中米首脳テレビ会談は、双方の相互理解を増進させ、中米関係に対する国際社会の正面からの期待を増加させ、中米両国と世界に強力な信号を発信した。(c)People’s Daily/AFPBB News