【12月9日 AFP】サッカー元ブラジル代表のレジェンド、ペレ(Pele)氏(81)が、結腸腫瘍の治療のため入院していることが分かった。担当医が8日、明かした。

 医療チームの発表によれば、ペレ氏は「今年9月に見つかった結腸腫瘍の追加治療のため」、サンパウロ(Sao Paolo)市内のアルベルト・アインシュタイン病院(Albert Einstein Hospital)に入院している。

 容体は安定し、近日中に退院する見通しだというが、いつ入院したかは明かされなかった。

 ペレ氏は9月4日に腫瘍の手術を受けた後、約1か月入院し、退院後は化学療法を受けていた。

 3度のW杯(World Cup)制覇を誇るペレ氏は近年、健康問題に悩まされて入退院を繰り返し、露出が徐々に少なくなってきており、最後に公の場に登場した際には歩行器を使用していた。(c)AFP