【12月8日 CGTN Japanese】中国宇宙飛行士科学研究訓練センターは7日午後、北京航天城で、中国の有人宇宙船「神舟12号」の宇宙飛行士のメディア向け会見を行いました。神舟12号の宇宙飛行士が帰還後にメディア向けに会見するのは今回が初めてです。

 中国人民解放軍宇宙飛行士大隊の景海鵬大隊長は会見で、乗組員の帰還後の回復状況と今後の計画について、「乗組員が飛行から正常に帰還した後の回復期は主に、隔離回復段階、療養回復段階、回復観察段階の3段階に分けて実施される。乗組員はこれまでに第2段階の作業を完了している。全体的に見ると、宇宙飛行士の情緒は安定し、心理状態は良好で、体重は飛行前の水準で安定し、筋力、持久力、運動心肺機能の備蓄がさらに回復し、所期の効果があがっている。現在は全面的に回復観察の段階に移っている。3人の宇宙飛行士は、健康回復の評価がまとまり次第、正常な訓練作業に移る」と説明しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News