【12月8日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は7日、グループA第6節が各地で行われ、すでに組首位通過を決めていたマンチェスター・シティ(Manchester City)はDFカイル・ウォーカー(Kyle Walker)が終盤に退場し、アウェーでRBライプツィヒ(RB Leipzig)に1-2で敗れた。

 ドミニク・ショボスライ(Dominik Szoboszlai)のゴールで前半のうちに先制されたシティは、アンドレ・シウバ(Andre Silva)に追加点を決められたが、好セーブを連発していたGKペーテル・グラーチ(Peter Gulacsi)からリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)がヘディングでゴールを奪い、1点差に迫っていた。

 しかし83分、シウバを蹴ったとしてウォーカーが退場になり、シティはそのまま敗れた。レッドカードを提示されたウォーカーは、決勝トーナメント1回戦の第1戦が出場停止となる。

 ライプツィヒに先制点をもたらしたショボスライは、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に、「勇気と意志があれば誰が相手でも勝てるということをきょうは示した」とコメントした。

 同組ではクラブ・ブルージュ(Club Brugge)を4-1で下したパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が2位、シティが1位で16強に進み、3位のライプツィヒはヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)の決勝トーナメントに回ることになった。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、シティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督はタッチライン沿いでいら立ちを隠しきれなかった。

 グアルディオラ監督は「難しいグループだったが、1試合を残して突破をすでに決めていた。なので全試合のパフォーマンスについてはこの上なく満足している」とコメントした。

「きょうの前半は苦戦したが、グループステージ全体ではうまくプレーできた」 (c)AFP/Ryland JAMES