【12月7日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は6日、米国が北京冬季五輪の外交的ボイコットを発表したことを「尊重する」と表明した。

 IOC報道官はAFPに対し「政府関係者や外交官の出席は各国政府の純粋な政治的決定であり、政治的に中立な立場にあるIOCはこれを全面的に尊重する」と述べた。

 米国による外交的ボイコットは、中国における人権侵害を問題視したもので、選手の出場は禁じられない。

 IOCは、米国の発表は「五輪と選手の参加は政治を超越するということを明確にする」ものだとして、歓迎する姿勢を示した。(c)AFP