【12月7日 CGTN Japanese】2021年は早くも師走に入りました。中国のチベット自治区(Tibet Autonomous Region)では、地域によって新年を迎える時期が異なり、その中でもニンティ市は、一足先に新年を祝いました。

 今月5日は、チベットの暦では10月1日で、ニンティの「コンポ新年」にあたります。地元の住民は伝統衣装に身を包み、ハダカムギで造ったお酒やお菓子などをお供え物として畑に持っていき、新しい一年の豊作を祈りました。また、みんなでお酒を飲んだり踊ったり、恒例行事のアーチェリー大会で新年の到来を祝いました。

 チベットでは、このほかにも、チベット暦の11月1日にアリ地区で祝う「プラン新年」、12月1日にシガツェ市で祝う「農民の正月」、1月1日にはチベット自治区全域で祝う新年の3つの新年があります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News