【12月7日 CGTN Japanese】アルペンスキー選手の救助のため、中国で立ち上げられた初めての救援隊が、来年2月に開催される北京冬季オリンピックに向けて訓練を強化しています。

 救援隊のメンバーは、北京市と河北省(Hebei)のスキーの技術を持つ医師100人余りの中から選ばれました。アルペンスキーの時速は最高140キロにもなり、小さなミスでも重大なけがをする恐れがあります。また、雪上競技のうち、アルペンスキーの傷害率はおよそ15パーセントと最も高いということです。

 救援作業では、雪山の急斜面を滑り降りて、止まるべき場所にすぐ止まることが最も難しいといわれています。救援隊は現在、体力や英語力の向上をはじめ、ロープなどの山岳救助道具を活用する訓練を強化しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News