【12月12日 CNS】中国・四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の銀杏酒店管理学院(Gingko College of Hospitality Management)で、食堂スタッフが新型コロナウイルス患者と濃厚接触した疑いが分かり、急きょ出勤できないトラブルがあった。学生たちの食事時間まで3時間弱。そこで大学の料理専攻の学生45人と他の専攻の学生86人がボランティアでキッチンに入った。

 シェフに変身した学生たちは手慣れた包丁さばきで料理を作り、盛り付けや配膳をてきぱきとこなした。プロと変わらぬ「おもてなし」ぶりに、食堂に来た学生たちは同じ学生が働いているとすぐに気づかず、「今日の料理はいつもより大盛りだ!」と驚いていた。(c)CNS/JCM/AFPBB News