【12月7日 AFP】ニュージーランドラグビー協会(NZR)は7日、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の主将サム・ケイン(Sam Cane)との契約を2025年まで延長したと発表した。

 テストマッチ出場77回を誇るケインは今回の契約により、2024年に休養か海外でのプレーを認められる。

 所属するスーパーラグビー(Super Rugby)のチーフス(Gallagher Chiefs)と国内選手権のベイ・オブ・プレンティー(Bay of Plenty)にも今後さらに4年残る見通しとなったケインは「楽しみ」とコメントし、「プレーするのがオールブラックスかチーフスかベイ・オブ・プレンティーであるかに関係なく、競技への情熱は始めた頃と変わらず強い。契約延長は簡単な決断だった」と話した。

 現在29歳のケインは、2019年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)後にキーラン・リード(Kieran Read)氏に代わってニュージーランド代表のキャプテンに就任。だがその後は肩や胸の手術を受け、長期離脱を経験した。(c)AFP