【12月7日 AFP】インドネシア・ジャワ(Java)島で先週末起きた火山噴火による死者は6日、22人に増えた。同日には再噴火が起き、生存者の捜索が阻害された。

 ジャワ島最高峰のスメル山(Mount Semeru)は4日に噴火。空には火山灰が巻き上がり、火砕流に襲われた街ではパニックになった大勢の人が自宅から避難した。航空写真では、街全体が火山灰と泥で覆われ、多くの家屋やトラックなどの車両が埋まっている様子が写っている。

 インドネシアの国家防災庁(BNPB)によると、6日夜には死者数が22人に増加。現在も27人が行方不明になっている。スメル山では同日に小規模な噴火があり、一部地域では救助隊が撤退を余儀なくされた。(c)AFP/Haeril Halim