【12月6日 AFP】男子ゴルフ、ヒーロー・ワールドチャレンジ(2021 Hero World Challenge)は5日、バハマ・ナッソーのアルバニーGC(Albany Golf Club、パー72)で最終日が行われ、インコースで連続イーグルを記録したビクトル・ホブラン(Viktor Hovland、ノルウェー)がスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)を1打差に抑え、通算18アンダーで優勝を果たした。

 世界ランキング9位のホブランは、3日目を終えて首位に立っていたコリン・モリカワ(Collin Morikawa、米国)に6打差をつけられていたが、最終的にはスコアを「270」とした。

 タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)がホストを務め、20人の招待選手だけが出場する同大会で、2位に1打差をつけたホブランは「本当に素晴らしい」と語り、「タイガーの大会に出場し、しかもそこで優勝できるなんて信じられない」と続けた。

 一方、第149回全英オープン(The 149th Open Championship)の王者で、今大会で優勝すれば世界1位に浮上することになっていたモリカワは最終日に大きく崩れ、5打差のリードを守りきれなかった。

 上がり8ホールで6バーディーを記録し、2日連続で6アンダーをマークしたシェフラーが通算17アンダーで2位に、パトリック・リード(Patrick Reed、米国)とサム・バーンズ(Sam Burns、米国)が通算15アンダーで並び3位タイとなった。

 この日4オーバーに終わったモリカワはジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)とともに通算14アンダーで5位タイに終わった。(c)AFP