【12月6日 AFP】バドミントン、BWFワールドツアーファイナルズ(BWF World Tour Finals 2021)は5日、各種目の決勝が行われ、男子ダブルスの保木卓朗(Takuro Hoki)/小林優吾(Yugo Kobayashi)組が21-16、13-21、21-17で地元インドネシアのマーカス・フェルナルディ・ギデオン(Marcus Fernaldi Gideon)/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(Kevin Sanjaya Sukamuljo)組を破り、優勝を飾った。

 保木/小林組は11月のインドネシア・マスターズ(DAIHATSU Indonesia Masters 2021)ではギデオン/スカムルジョ組を撃破し、次のインドネシア・オープン(Siminvest Indonesia Open 2021)では逆に敗れていたが、今回はインドネシア・マスターズに続く快挙を達成した。

 女子ダブルスでは、松山奈未(Nami Matsuyama)/志田千陽(Chiharu Shida)組が14-21、14-21で韓国の金昭英(So-Yeong Kim、キム・ソヨン)/孔熙容(Hee-Yong Kong、コン・ヒヨン)組に敗れ、インドネシア・マスターズ、インドネシア・オープンに続く3大会連続の優勝はならなかった。

 混合ダブルスの渡辺勇大(Yuta Watanabe)/東野有紗(Arisa Higashino)組も19-21、11-21でタイのデチャポル・プアブラナクロー(Dechapol Puavaranukroh)/サプシリー・タエラッタナチャイ(Sapsiree Taerattanachai)組に敗れ、優勝を逃した。

 男子シングルスでは、東京五輪金メダリストのヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)が21-12、21-8でクンラビット・ビティサラン(Kunlavut Vitidsarn、タイ)を下した。先日、世界ランキング1位に立ったアクセルセンは、インドネシア・オープンに続く優勝となった。

 女子シングルスは韓国の19歳、安洗塋(An Se-Young、アン・セヨン)が21-16、21-12のストレートでプサルラ・シンドゥ(Pusarla V. Sindhu、インド)に勝利し、インドネシア・マスターズ、インドネシア・オープンに続く3連勝を果たした。(c)AFP