【12月5日 AFP】21-22アルペンスキーW杯は4日、カナダ・レイクルイーズ(Lake Louise)で女子滑降第2戦が行われ、ソフィア・ゴッジア(Sofia Goggia、イタリア)が連勝。北京冬季五輪での2大会連続金メダルへ向けて、この種目での圧倒的な強さを維持している。

 昨季の滑降で年間優勝を飾っているゴッジアは、1分48秒42を記録して勝利した。ブリージー・ジョンソン(Breezy Johnson、米国)が0秒84差で2日連続の2位、コリーヌ・スッター(Corinne Suter、スイス)が0秒98差で3位に入った。

 一方、今季ここまでW杯総合首位に立つミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)は、ゴッジアから3秒以上遅れた38位に終わり、2020年1月以来の高速系種目出場となった前日に続いて調子を取り戻せなかった。

 それでも総合順位では、回転のライバルであるペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)を抑えてトップを守っている。ゴッジアが総合3位に浮上した。

 男子は米ビーバークリーク(Beaver Creek)で滑降第2戦が行われ、ノルウェーのアレクサンデル・オーモット・キルデ(Aleksander Aamodt Kilde)が快勝。前日のスーパー大回転に続く復帰後2連勝を飾った。

 キルデは1分39秒63をマークし、マティアス・マイヤー(Matthias Mayer、オーストリア)を0秒66差の2位に抑えた。この種目で年間4連覇中のベアト・フォイツ(Beat Feuz、スイス)が1秒01差の3位に入った。(c)AFP