【12月5日 AFP】(更新、写真追加)インドネシア・ジャワ(Java)島の最高峰スメル山(Mount Semeru)が4日、噴火した。国家防災庁(BNPB)は5日、これまでに13人の死亡が確認されたとAFPに明らかにした。夜を徹した救助活動で10人を救出したという。

 少なくとも57人がけがをし、うち41人はやけどを負っている。

 東ジャワ(East Java)州ルマジャン(Lumajang)県では、少なくとも11村が被害を受けた。
 
 気象気候地球物理庁(BMKG)が公開した動画には、多数の子どもを含む住民が走って逃げる様子が捉えられている。

 標高3676メートルのスメル山は、昨年12月にも噴火し、警戒レベルが上から2番目に引き上げられていた。(c)AFP