【12月6日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)能源(エネルギー)局と中国核工業集団が主催し、秦山原子力発電所と浙江省嘉興市(Jiaxing)海塩県(Haiyan)人民政府が共同運営する浙江海塩原子力暖房供給実証プロジェクトの稼働式が3日午前、同県で開催された。

 中国南部初の原子力を熱源とする暖房供給事業となる同プロジェクトの総投資額は約9億4千万元(1元=約18円)で、第1段階は7月28日に着工し、11月15日に試運転の段階に入った。プロジェクトは現在、同県の46万4千平方メートルのエリアに住む住民の冬の暖房需要を満たしている。

 プロジェクトが完成しフル稼働すれば、原子力暖房供給能力は150メガワット、暖房可能面積は400万平方メートル、年間熱供給量は70万4千ギガジュールに達すると推定される。南部の電気暖房方式に比べ年間1億9600万キロワット時の電力消費量を減らすことができ、火力発電ユニットと比べても一般炭の使用量を年間約2万4600トン削減でき、中国の生態環境保護と省エネ・消費削減を大きく後押しする。(c)Xinhua News/AFPBB News