【12月4日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)は3日、元所属選手のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)らの移籍に関連し、同国検察が2日に新たな家宅捜索令状を取ったと発表した。

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 すでに前週から行われている捜査に関連したもので、地元トリノ(Turin)の検察は、クラブが選手の移籍に関して間違った情報を投資家に伝え、存在しない取引の請求書を発行した疑いを持っている。ユベントスはミラノ(Milan)の証券取引所に上場している。

 クラブの発表によれば、捜査は8月にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に渡ったロナウドの「移籍の経済的価値」にも関連しているという。アンドレア・アニェッリ(Andrea Agnelli)会長やクラブOBのパベル・ネドベド(Pavel Nedved)副会長ら6人の現旧取締役も捜査対象となっている。

 セリエAでは10月、ユーベや他のクラブの一連の疑わしい移籍について、イタリアサッカー連盟(FIGC)が並行して捜査を立ち上げている。(c)AFP