【12月3日 CGTN Japanese】中国初の省級二酸化炭素市場プラットフォームである「福建省二酸化炭素市場総合サービスプラットフォーム」が2日に正式スタートしました。「二酸化炭素市場プラットフォーム」とは、中国が掲げている「2030年までに二酸化炭素排出ピークアウト」と「2060年までにカーボンニュートラル」の実現という炭素排出削減目標にしたがって、企業と社会の人々に排出削減や炭素削減に関するサービスを提供することを目指す仕組みです。

「福建省二酸化炭素市場総合サービスプラットフォーム」には、デジタル技術が活用されています。例えば利用者が、衣服の洗浄方法や購入する種類を選択し、相当する数量を入力すれば、「カーボンニュートラル計算機」が作動して、この日の着衣で発生する炭素排出量を記録することができます。

 また、このプラットフォームはさまざまな利用者の、さまざまな使用状況を想定しているので、企業や団体、大型イベントについても炭素排出量を計算することができます。

 それ以外にも、企業はビッグデータ技術により炭素排出の申告、監視と検査を行なうことができます。また「炭素クリニック」を利用すれば排出削減に関する技術的支援が得られ、「炭素金融」では銀行や保険、税務などの機関と連絡できます。一般人はプラットフォームを通じて二酸化炭素に関する国内の最新ニュースや情報を把握し、排出削減の意識を高めることができます。

 監督管理部門および第三者の検査機構はこのプラットフォームを通じて、福建省内の九大業界に属する重点排出企業324社の排出総量、経済価値創出量当たりの排出量、エネルギー効率などのデータを全面的に把握することができます。また、割当額の履行管理をすることで、二酸化炭素排出についての企業間取引が導かれることになります。福建省政府は、企業や大衆の関連規則の順守や排出削減、奨励策の恩恵享受などにおける難問を解決することを着実に手助けすることで、炭素市場の安定的かつ健全な発展を目指しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News