【12月3日 CGTN Japanese】中国国務院報道弁公室は3日午前に記者会見を行い、北京冬季オリンピック・パラリンピックの準備状況を説明しました。北京冬季オリンピック・パラリンピック運行指揮部管理センターの責任者によりますと、北京2022年冬季オリンピックは2月4日に開会し、20日に閉会、パラリンピックは3月4日に開会し、13日に閉会する予定です。現在までに、各プロジェクトの準備はほぼ整っているということです。

 競技場とインフラの関連では12カ所の競技場がすべて完成し、関連する国際的な認証組織に認められ、大会開催の条件が整いました。サービス面では飲食、宿泊、医療、交通などについて、北京と河北省(Hebei)にある3つの競技エリアで統一基準が適用されるとのことです。

 新型コロナウイルス感染症対策では、予防と抑制を最優先事項に位置付けます。国際関連では国際オリンピック委員会(IOC)や世界保健機関(WHO)などと専門の作業チームを設立しました。国内関連では国家衛生健康委員会、北京市、河北省と共同で北京冬季五輪医療衛生協調グループを立ち上げ、感染症予防・抑制の専門班や専門家チームを設けて、北京冬季五輪大会での感染症対策についての全体的な指導意見と作業方法を共同で作成し、さらに各競技場がそれぞれの対策案を制定しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News