【12月2日 AFP】ドイツ南部ミュンヘン(Munich)の主要駅近くの建設現場で1日、掘削工事中に第2次世界大戦(World War II)時の不発弾が爆発し、重傷1人を含む4人が負傷した。消防が明らかにした。

 地元メディアは、数キロ先でも爆発音が聞こえ、破片は数百メートル先まで飛び散ったと報じた。

 消防によると、現場は主要駅を発着する全列車が通過する橋の近く。ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)は、影響を受けた路線の運転を見合わせた。

 ドイツでは、終戦から75年以上が過ぎた今も多くの不発弾が残っている。建設現場でよく見つかるが、ほとんどは爆発前に処理されている。(c)AFP