【12月1日 CGTN Japanese】中国北西部、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)では、農村部住民の就職の選択肢を増やすため、さまざまな技能教育が行われています。

 新疆の西部にあるアクス市の専門学校では、新疆のお菓子の作り方を教えています。この専門学校は、教科書も授業で使われる材料も学生に無料で提供しているうえ、毎月200元(約3500円)の生活補助金も支給しています。

 アクス市よりも西にあるカシュガル地区の技師学院では、新疆の名物料理、羊肉の串焼きの作り方を学ぶことができます。入学時に包丁の持ち方さえ分からない学生も、ここでの訓練を経て、一人前の料理人になれるということです。

 このほか、新疆では農村部住民に向けて、観光や建築業、理容、自動車修理、工芸品づくりなどに関する教育や研修も行われており、所得増加や生活改善につながっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News