【12月2日 Xinhua News】中国中部の山間部に位置する湖北省(Hubei)咸寧市(Xianning)崇陽県(Chongyang)の大市小学校でこのほど、青年ボランティアが新築の「図書ステーション」を訪れ、児童らに図書約100冊を贈った。

 同県は典型的な山あいの農業県。読書を奨励し、農村振興を後押しするため、送電大手国家電網傘下の国網咸寧供電が65万元(1元=約18円)を寄付し、県内の第一中学や白霓(はくげい)鎮大市小学校、銅鐘馬橋小学校に「図書ステーション」「朗読ブース」などを建設した。

 図書ステーションは本を通して子どもたちの豊かな精神文化を育むことを目指す。朗読ブースはマイクやヘッドホン、タッチパネルなどのデジタル設備を備え、新しい朗読体験を提供する。

 これまでに読書コーナー4カ所、「朗読ブース」と「図書ステーション」各2区画が完成し、運用を開始している。(c)Xinhua News/AFPBB News