【11月30日 AFP】ラグビー元フランス代表主将のマチュー・バスタロー(Mathieu Bastareaud)は29日、前週の試合で両膝に深刻なけがをしたとして、今後の競技生活について検討するとの考えを明らかにした。同選手は、所属クラブとの契約が今季で満了を迎えることになっている。

 仏リーグ・トップ14のリヨンOU(Lyon Olympique Universitaire)でプレーする33歳のバスタローは、チームが敗れた27日のRCトゥーロン(RC Toulon)戦で、開始からわずか5分で負傷した。

 元CTBで現在はナンバー8としてプレーしている同選手は、自身のツイッター(Twitter)で「残念ながらMRI検査の結果、両膝の四頭筋腱(けん)を断裂していることが判明した」と公表した。

「とてつもない打撃だ。目の前には長い道のりが待っているが、自分は家族をはじめ、近しい人々やクラブの仲間に囲まれている」とし、「100パーセントの状態に戻るまで時間が必要だ。将来についても、じっくり時間をかけて考えることにする」と続けた。

 バスタローは来月2日にリヨン(Lyon)の民間病院で手術を受けることになっている。今季は手の負傷から回復した後、プレーしたのはわずか2試合となっている。(c)AFP