【11月29日 CGTN Japanese】中国初の民間資本持ち株による高速鉄道、浙江省(Zhejiang)の杭州(Hangzhou)と台州(Taizhou)を結ぶ「杭台高速鉄道」の試運転が26日に始まりました。

 杭台高速鉄道の北の起点は杭州東駅で、全長267キロ。杭州、紹興(Shaoxing)、台州の3都市を結びます。設計時速は350キロ。東部沿海の鉄道による高速旅客運輸ルートの重要な構成部分です。運行が正式に開始されれば、長江デルタ高速鉄道網に接続され、浙江省の「1時間交通圏」が形成されることになります。

 杭台高速鉄道の持ち株比率は、中国の投資会社「復星集団」率いる民間企業コンソーシアムが51%、国有鉄道会社「中国国家鉄路集団」が15%、浙江省政府を代表して浙江省交通投資集団が13.6%、紹興市と台州市がそれぞれ10.2%ということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News