【11月29日 AFP】21NFLは28日、第12週の試合が行われ、タンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)はRBレオナルド・フォーネット(Leonard Fournette)が4タッチダウンを決め、インディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)を38-31で下した。

 6万3000人のファンが集まったルーカス・オイル・スタジアム(Lucas Oil Stadium)での一戦で、17度のキャリーで100ヤードを稼いだフォーネットはこの日4度目となるタッチダウンを試合時間残り20秒の場面で決めた。

 キッカーのライアン・サコップ(Ryan Succop)のフィールドゴール(FG)圏内に入れるよう、左サイドへ長い距離を走りボールを運んだフォーネットは、コルツ守備陣のタックルをくぐりぬけてエンドゾーンに飛び込んだ。

 バッカニアーズではQBトム・ブレイディ(Tom Brady)が34本中25本のパス成功で226ヤードを獲得し、ロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)も7度のレシーブで123ヤードを稼いだ。

 これで8勝3敗となったバッカニアーズは、NFC南地区の首位をキープしている。

 他の試合では、ランで自己最長となる165ヤードを稼いだジョー・ミクソン(Joe Mixon)の8試合連続タッチダウンなどで、シンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)がピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)を41-10で下した。

 ミクソンが1ヤードのタッチダウンを2本決めるなどして勝利したベンガルズは、今季の成績を7勝4敗としている。

 またサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)は、ミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)に34-26で勝利。

 この試合では、フォーティナイナーズのディーボ・サムエル(Deebo Samuel)がランで2本のタッチダウンを決め、エライジャ・ミッチェル(Elijah Mitchell)も133ヤードを獲得してタッチダウン1本を記録した。

 ボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)はクリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)を16-10で下し、今季の成績を8勝3敗としてAFC北地区の首位に浮上している。

 レイヴンズのQBラマー・ジャクソン(Lamar Jackson)はキャリア最多となる4本のインターセプトを喫したが、パスで165ヤードを、ランで68ヤードを獲得して挽回した。(c)AFP