【12月1日 People’s Daily】号令一下、4台の産業用ロボットが一斉に作業を開始し、それぞれの「担当」の組み立て部品を手際よくつかみ、指定された位置に配置した。数分もしないうちに、一軒の「物件」が完成した。

 1台のロボットを制御することは珍しいことではないが、4台の協同作業の操作は、指揮系統のインテリジェント制御レベルが試されることになる。日本のスマート製造企業の那智不二越(NACHI)は11月4日、中国国際輸入博覧会(輸入博)のブースでこの技術を実演した。コンテナ式の住宅建設システムを中国で展示するのは今回が初めてで、この技術を中国のプロジェクトに応用したいとしている。

 輸入博は新製品や新技術の世界初公開、中国初展示の大きなプラットフォームとなる。情報筋によると、第4回輸入博には、世界3大競売店、3大ファッション・高級消費財グループ、4大穀物商、10大自動車グループ、10大電気工業企業、10大医療機器メーカー、10大化粧品企業などが勢ぞろいし、多数の新商品が輸入博のプラットフォームで競って初公開するという。

 医療ブースでは、今年の初公開・初展示、新製品、新技術の披露が前3回を上回る見込みだ。展示会場の発表コーナーでは、展示エリア別・業界別に62回の新製品、新技術、新サービスが集中的に展示される。

 4回連続で参加している輸入博の常連として、バリアン・メディカル・システムズ(Varian)は今年、3つの世界初のソリューションを提案した。デジタル腫瘍インターネット病院は登録所、検診室、診察室、癌治療、健康管理を一体化し、全行程の個別化治療サービスを提供する。世界初のAI高度自動化無接触がん放射線治療センターでは、これまで10時間かかっていた精密放射線治療を、わずか15分で、オンラインで行えるようになり、完全な無接触プロセスを実現できる。医療スタッフに会えない大型病院は、これからのオーダーメイド医療の未来を見せてくれた。

 今年初公開した新商品中、外国企業が中国本土に設置した研究開発チームから来たものも少なくなく、輸入博のプラットフォームを通じて国内外で販売されている。4回連続の出展となるアストラゼネカ(AstraZeneca)は、今年はバイオ医薬品産業地域連携ブースを特設。第1回輸入博で、アストラゼネカは北京市亦荘(Yizhuang)で開発したオリジナル新薬を欧米よりいち早く発売し、今年はハチソン・ワンポア(HWL)と共同で開発した新薬を発表した。

 世界初となるライカ(Leica)染色装置は、ダナハー医学診断プラットフォーム(Danaher)が中国本土で開発、製造した初の製品で、特許6件を取得している。ダナハーグローバル副総裁で中国区グループ総裁の彭陽(Peng Yang)氏は、「中国は重要な市場であるだけでなく、研究開発センター、製造基地でもあり、未来のダナハーグローバルイノベーションエンジンが加速する場所だ」と述べた。

 感染拡大封じ込め対策が常態化した中、医療機器及び医薬保健展示エリアは現地化イノベーションの最も特色ある展示エリアの一つとなっている。

 ゼネラル・エレクトリック(GE)ヘルスケアは、音声、ビデオ、エコー画像の3つのリアルタイム同期伝送を実現し、末端の病院が専門家と遠隔接続できるようにする5G磁気共鳴応用遠隔指揮センター案を初公開した。この製品はまさにGEヘルスケア中国チームの現地化イノベーションの成果だ。(c)People’s Daily/AFPBB News