【12月3日 People’s Daily】スマート港には5G港湾荷役機械による遠隔制御、スマート検数、無人水平輸送などの機能があり、5Gクラウド運転代行コントロールモジュールは自動運転車を遠隔コントロールでき、フェンス内電子決済はシェア自転車の駐車を規制できる。先ごろ、第2回「国連・持続可能な交通のための会議」で、中国の多数のデモプロジェクトがふれあい体験エリアに登場し、来場者に交通の持続可能な発展の新たな成果や姿を直観的に感じさせた。

 交通運輸は国民経済の基礎的、先導的、戦略的産業であり、重要なサービス産業である。中国はすでに世界最大の高速鉄道網、高速道路網、世界レベルの港湾群を建設し、航空・航海は世界に通じ、総合交通網は600万キロを超えた。交通輸送の需要が伸び続ける中で、資源・エネルギー・環境などの問題が顕在化している。交通輸送の持続可能な発展を達成することは、業界自体や経済社会の質の高い発展のいずれに対しても、重要な意義がある。

 ネット配車から無人配送に至るまで、無人運転から自動化埠頭(ふとう)に至るまで、人々の移動サービス提供や貨物の流通サポートにおいて、インテリジェント化、デジタル化は中国交通発展の新たな目玉となりつつある。スマート道路網、スマート港湾、スマート海運などの新技術が広く応用され、ネット配車、シェア自転車、カーシェアリングなどのオンライン・オフラインの新消費モデルの普及が進み、顔認証による駅へのアクセス、「ペーパーレス」搭乗、ドローン配送、無接触配送、スマートパーキング、道路旅客運輸カスタマイズサービスなどの新業態が急速に発展している。中国はここ数年、5G、ビッグデータ、AIなどの新興技術と交通運輸との融合の推進を加速させ、交通業界の持続可能な発展のために力強いエネルギーを注入している。

 データによると、交通運輸による炭素排出は中国の炭素排出総量の約10%を占め、省エネ・排出削減の重要な分野となっている。ふれあい体験エリアでは、北京大興国際空港(Beijing Daxing International Airport)ターミナルビルの内部構造を示す立体砂盤が人目を引いた。関連責任者によると、同空港は地中熱源ヒートポンプ、太陽光発電などの形で再生可能エネルギーを利用し、100%グリーンビルディングを実現した。これは中国の交通業界のグリーン・低炭素発展の生き生きとした描写だ。新エネルギー車(NEV)、公共交通などの環境配慮型の交通方式の大々的な発展から、複合一貫輸送の発展の統一的推進、輸送構造の最適化・調整に至るまで、不用になった舗装やアスファルト、鋼材、セメントなどのリサイクルの積極的展開から、宅配パックのグリーン化、減量化、リサイクル化の推進に至るまで、中国はここ数年、グリーン発展の理念を交通インフラ建設、運営管理などの全プロセスに貫き、交通分野の省エネ・炭素削減が実効を得るよう推進してきた。

「一帯一路(Belt and Road)」の沿線交通建設の積極的推進から、周辺の国々との高速道路開通の加速に至るまで、さらにヨーロッパ23か国の170以上の都市に到達可能な中欧班列の開設に至るまで、中国は一貫して世界交通インフラの「ハード面の相互連結」、制度規則の「ソフト面の相互連結」を積極的に推進し、世界交通のコラボレーション、ガバナンスに知恵と力で貢献してきた。今の世界では、各国の将来の運命は緊密につながっていて、利益の融和がかつてなく進展している。大衆の知恵、力を集め、世界交通のコラボレーションをさらに推進していくことで、インフラの相互連結を通じて、貿易投資の円滑化と文明の融合疎通をより促進することができるだろう。(c)People’s Daily/AFPBB News