【11月28日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは27日、第13節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は4-0でサウサンプトン(Southampton FC)を退け、首位チェルシー(Chelsea)に圧力をかけた。一方、前節敗れたアーセナル(Arsenal)は、エディ・ハウ(Eddie Howe)監督が初采配を振ったニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に2-0で勝利した。

 ジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)の開始97秒でのゴールを含む2点で先行したリバプールは、24日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)のFCポルト(FC Porto)戦で待望のゴールを決めたティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)が37分に加点すると、後半開始直後にはビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)が4点目を奪った。

 公式戦3連勝を飾ったリバプールは、28日にマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)をホームに迎えるチェルシーに1ポイント差の暫定2位に浮上した。なお、マンチェスター・シティ(Manchester City)は同日ウェストハム(West Ham)に勝利すれば、リバプールから2位の座を奪い返せる。

 前節アウェーでリバプールに0-4と大敗し、公式戦の無敗が10試合で止まったアーセナルは、後半にブカヨ・サカ(Bukayo Saka)が先制点を挙げると、冨安健洋(Takehiro Tomiyasu)のアシストからガブリエウ・マルティネッリ(Gabriel Martinelli)がゴールを決めて本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)でニューカッスルを下し、リーグ戦ここ5試合で4勝目を挙げた。

 序盤戦の不振を過去のものとし、来季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権獲得に名乗りを上げたアーセナルは、4位ウェストハムと勝ち点で並び5位につけた。

 クリスタルパレス(Crystal Palace)に2-1で勝利したアストン・ビラ(Aston Villa)は、スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)監督の就任後2連勝を飾り、ノリッジ・シティ(Norwich City)対ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)対リーズ・ユナイテッド(Leeds United)の試合は、いずれもスコアレスドローに終わった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS