【11月28日 AFP】21-22スペイン1部リーグは27日、第15節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は終盤にメンフィス・デパイ(Memphis Depay)とフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)がゴールを決めて3-1でビジャレアル(Villarreal CF)を下し、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督就任後初めて本拠地を離れた一戦で今季アウェー初勝利を飾った。

 今季リーグ戦は敵地での5試合で勝利のなかったバルセロナだったが、41歳のシャビ監督の神通力で勝利し、0-0で引き分けた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)のベンフィカ(Benfica)戦を挟んでリーグ戦2連勝を飾った。

 エスタディオ・デ・ラ・セラミカ(Estadio de La Ceramica)でビジャレアルの決定力不足に助けられたバルセロナは、88分に相手のミスからデパイの決勝点が生まれて勝利を拾った。

 後半開始直後にフレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)が先制点を挙げたバルセロナは、その後サミュエル・チュクエーゼ(Samuel Chukwueze)に同点ゴールを許したが、最後はアディショナルタイムにコウチーニョがPKで3点目をマークした。

 試合後にシャビ監督は「全く支配できなかった試合で勝利した。火曜日(23日のベンフィカ戦)はわれわれが勝利に値したが引き分けた。きょうは引き分けでもおかしくなかったが勝てた。チームにとって非常に大きな勝利だ」とコメントした。

 これによりバルセロナは、28日に敵地でカディス(Cadiz CF)と戦う4位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差を3とした。また、同日3位セビージャFC(Sevilla FC)をホームに迎える首位レアル・マドリード(Real Madrid)との差は7ポイントとなった。(c)AFP/Tom ALLNUTT