【11月26日 People’s Daily】11月15日午前9時半、多くの期待を受けて北京証券取引所が開設され、取引が始まった。第1陣として、北京の中小企業向け店頭市場「新三板」の精選層から移行した81社が上場。初日の取引額は95億7600万元(約1723億6800万円)を記録した。最近上場が承認された10銘柄が平均199.8%上昇し、他の71銘柄も全体的に順調に推移した。並行して「新三板」の基礎層、創新層も盛り上がりを見せ、取引額はそれぞれ前日比40.3%、34%増となった。9月2日に北京証券取引所の設立が発表されて以来、投資家の取引用口座開設、技術システムや企業の準備作業などを2か月余りで完了させ、スムーズな開設を果たした。

 第1陣の上場企業は堅実な経営状態と高成長を実現しており、25の業界を網羅している。多くが各業界のニッチ分野のリーダー的存在だ。平均研究開発経費強度は4.2%、平均研究開発経費支出は2536万元(約4億5650万円)。87%は先進製造業、新型サービス業、ハイテクサービス業、戦略的新興産業などの企業で、17社は特色ある技術や製品、サービスを誇る「小さな巨人」といわれる企業だ。

 中国証券監督管理委員会の責任者は「わが国には現在、約4000万の企業体があり、そのうち先端技術企業は約22万5000社を数える。企業の発展状況や投資・融資のニーズが多様化している中、北京証券取引所は中小企業が求めるサービスを提供し、イノベーション主導型の発展に弾みをつけていきたい」と語る。

 北京証券取引所は中小企業の資金調達、企業の合併・買収(M&A)、組織改編、取引評価などを支援すると同時に、「新三板」の基礎層、創新層と役割分担を明確にし、各企業のニーズに対応する。また、投資家に積極参加を求め、地方政府の総力を結集し、資本の集約化を図ることで、中小企業が浪費なく発展していくエコロジーシステムを促進していく。

 北京証券取引所の責任者は「今後、先進的中小企業の特性に合うようシステムを常に改善していく。違反行為の取り締まり、リスク防止、安定性を重視し、投資家を保護していく」と話している。(c)People’s Daily/AFPBB News