【11月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は24日、グループA第5節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は2-1でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を下し、グループ首位通過を果たした。敗れたPSGも2位での16強入りが決まった。

 敵地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)でPSGは、50分にキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が先制点を挙げたが、圧力をかけ続けたシティはラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)とガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)のゴールで逆転勝利を収めた。

 リオネル・メッシ(Lionel Messi)が低調なパフォーマンスに終わったPSGは、ベンチ入りしたセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のデビューも持ち越しとなった。

 昨季準優勝のシティは、最終節を残してグループA首位を確定させた。一方のPSGは、この日RBライプツィヒ(RB Leipzig)が5-0でクラブ・ブルージュ(Club Brugge)に勝利したため2位が決まった。

 PSGは決勝トーナメント1回戦で王者チェルシー(Chelsea)やバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、リバプール(Liverpool FC)などと対戦する可能性がある。

 正指揮官不在のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が関心を示しているとされるPSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、「われわれは向上しなければならない」と述べ、「過程については満足している。1か月前より良くなっているし、2か月前よりはかなり進歩している」と付け加えた。

 トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)でイングランド・プレミアリーグを経験しているポチェッティーノ監督は、ユナイテッド行きについて「われわれはビジネスの世界で生きている。そこはうわさであふれている。ポジティブなものもあれば、ネガティブなものもある」と明言を避けた。(c)AFP/Kieran CANNING