【11月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は24日、グループD第5節が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)がカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のゴールなどでFCシェリフ・ティラスポリ(FC Sheriff Tiraspol)を3-0で下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 敵地に乗り込んだレアルはダビド・アラバ(David Alaba)のFKで先制すると、トニ・クロース(Toni Kroos)のゴールでリードを広げた。さらにベンゼマがチーム3点目を奪い、第2節でまさかの黒星を喫したシェリフに雪辱を果たした。

 この勝利でレアルは首位の座をキープしており、エディン・ジェコ(Edin Dzeko)の2得点でシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)を2-0で下し、同じく16強入りを決めた2位インテル(Inter Milan)との差を2ポイントとしている。

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で行われるインテルとの最終節で、レアルは引き分け以上で1位通過が決まる。

 フランス代表の元チームメートに対する恐喝事件で裁判にかけられていたベンゼマは試合の数時間前、同国の裁判所から執行猶予付きの禁錮刑が下されていた。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、「そのこと(裁判所の判決)については話していない。彼は落ち着いている。彼に関する問題で、以前から言われている話だ」とコメントし、判決がベンゼマのパフォーマンスに影響することはなかったと語った。(c)AFP