【11月26日 CGTN Japanese】中国の国有送電最大手の国家電網は23日、東部沿岸地域の電力不足を解消するための大型プロジェクト「西電東送」について、2本の直流送電回線が高効率で電力を送っていることを明らかにしました。現在までに、中国西部の寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)から送り出された電気量は累計で5000億キロワット時を突破したとのことです。

 国家電網によりますと、寧夏回族自治区に建設された寧東鎮(Ningdong)から山東省(Shandong)青島市(Qingdao)への660キロボルトの直流送電と霊武市(Lingwu)から浙江省(Zhejiang)紹興市(Shaoxing)への800キロボルトの高圧直流送電は、「西電東送」の中でも最も利用されている送電ルートです。

 寧夏回族自治区はこの2本の送電網を通じて、2013年には3億キロワット時だった送電量を、現在では170億キロワット時にまで増やしました。この電力量は標準石炭2億トン近くに相当し、二酸化炭素排出量を5億トン近く削減したことになります。寧夏電力網は中国で初めての、電力の「対外送電」が「省・自治区内供給」を上回る省級電力網になりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News