【11月24日 CGTN Japanese】中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が対話関係を築いてから30年、双方向の投資協力は盛んに行われており、その投資総額が計3000億ドルに達していることが分かりました。  

 中国の対ASEAN投資状況を見ますと、2020年には中国企業によるASEAN諸国への投資額は、前年同期比23.3%増の160億ドルとなりました。今年1月から9月までは、105.9億ドル増えたということです。一方で、ASEANから中国への投資額は、2020年に前年同期比1%増の79.5億ドルを記録し、今年1月から9月までは、前年同期比39%増の76.1億ドルとなりました。 

 この30年間、中国とASEANの間の貿易構造は最適化が進み、産業チェーンとサプライチェーンの統合・調整により、モノとサービスの貿易が急速に拡大しています。2010年には中国・ASEAN自由貿易区が全面的に完成したことで、双方の密接な経済・貿易協力関係がさらに強化されました。中国とASEANの貿易額はこの30年で急増し、1991年には80億ドル未満でしたが、2020年には6846億ドルとなる急成長を見せています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News