【11月24日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領がオンライン形式で開催する「民主主義サミット(Summit for Democracy)」に台湾を招待したことについて、招かれなかった中国は24日、激しく批判した。同サミットには100以上の国・地域が招待されている。

 中国外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は「米国が民主主義サミットなるものに台湾を招待することに断固反対する」とし、台湾は「中国領土の不可分な一部だ」と強調した。

 一方、台湾はバイデン氏に対し、台湾の民主主義の歴史を国際舞台で紹介する機会が与えられることに謝意を表した。

 台湾総統府の張惇涵(Xavier Chang)報道官は「サミットを通して、台湾は民主主義の成功物語を共有することができる」と述べた。(c)AFP