【11月24日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は23日、グループH第5節が各地で行われ、王者チェルシー(Chelsea)がユベントス(Juventus)に4-0で完勝し、決勝トーナメント進出を決めた。

 本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)にユベントスを迎えたチェルシーは前半、トレヴォ・チャロバー(Trevoh Chalobah)のゴールで先制。直前にボールがアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)の手に当たっていたが見逃された。

 そこから立て直せなかったユベントスに対し、チェルシーは後半、リース・ジェームズ(Reece James)、カラム・ハドソン・オドイ(Callum Hudson-Odoi)、ティモ・ヴェルナー(Timo Werner)もゴール。またしても圧巻のパフォーマンスを披露し、9月にユベントスに敗れてから公式戦で10試合負けなしとなった。

 これで組首位に浮上したチェルシーは直接対決の得失点でユベントスを上回っているため、12月8日に行われるFCゼニト(FC Zenit)との最終戦に勝利すれば自力での1位通過が決まる。

 チェルシーのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「非常に素晴らしいパフォーマンスだった。辛抱強いプレーを望んでいた一方で眠り込んでほしくもなかった。それを両立させるのは難しかった」とコメントした。

「チームはとてもうまくやった。ユベントス相手にゴールを決めるのはとても難しいが、チャンスを多くつくった。傑出したパフォーマンスと素晴らしい結果を称賛したい」

 一方、勢いを欠いたユベントスはすでに16強入りを決めているが、チェルシーに敗れたことで組首位通過の可能性は低くなった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS