【11月24日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は23日、グループF第5節が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の得点などでビジャレアル(Villarreal CF)を2-0で下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 前指揮官のオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)氏を前週末に解任し、マイケル・キャリック(Michael Carrick)暫定監督の下での初陣となったユナイテッドは、この一戦に勝利すれば16強入りが決まる状況だったが、敗れれば自力での突破ができなくなるという大きな重圧がかかる中での試合となった。

 GKダビド・デ・ヘア(David de Gea)の二つの好セーブに救われたユナイテッドは、ロナウドの得点で78分に先制すると、ジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)が移籍後初ゴールをマークして勝利を飾った。

 ロナウドはこれがキャリア通算799得点目。今大会では6ゴール目で、チャンピオンズリーグ通算では140得点となった。

 キャリック暫定監督は「私個人にとってではなく、選手とクラブにとって重要な勝利」とコメントした。

 同組の他の試合ではBSCヤングボーイズ(BSC Young Boys)とアタランタ(Atalanta)が3-3で引き分けたため、決勝トーナメントに進むもう1チームは最終節で決まることになった。(c)AFP/Jed Court