シャルレーヌ公妃、モナコ国外で治療中か 極度の疲労で
このニュースをシェア
【11月23日 AFP】モナコのアルベール2世公(Prince Albert II、63)の妻、シャルレーヌ公妃(Princess Charlene、43)が、極度の疲労により国外の非公開の場所で専門治療を受けていると、公室筋が23日、AFPに明らかにした。
匿名を条件に取材に応じた同筋によると、シャルレーヌ公妃は母国の南アフリカに数か月間滞在した後、今月モナコの家族の元に戻っていたが、再び同国を離れたという。
公妃が先週、公室最大の年中行事である建国記念日の式典に欠席したことで、夫妻の結婚生活や公妃の健康状態をめぐり、新たな臆測が広がっている。
アルベール2世公自身も、ピープル(People)誌に対し、シャルレーヌ公妃がモナコ外での治療を必要としていると明かしていたが、同妃の健康問題の詳細には言及していなかった。
アルベール2世公が同誌に語ったところによると、公妃は「肉体的にも精神的にも明らかに疲弊していた。ストレスを受けて公務や生活全般、家族との生活にさえも向き合えなくなった」という。
公妃のモナコへの帰国については、最初の数時間は「かなり順調」だったが、その後、不調が見て取れるようになったと明かした。
さらに、「これはわれわれの関係とは何の関わりもない」と夫婦関係をめぐるうわさを否定し、問題は「別の性質のもの」だとした。
また、がんや新型コロナウイルス感染症、あるいは美容整形に関連しているのではないかとする懸念は退け、公妃は「信じ難いほどの疲労感」にさいなまれ、食事も十分に取れず「体重が激減した」と説明した。
南アフリカ代表の水泳選手として五輪出場経験を持つシャルレーヌ公妃は、2011年にアルベール2世公と結婚。今年の南ア滞在中に耳鼻咽喉科の感染症による合併症で倒れ、9月に現地で手術を受けていた。(c)AFP