【11月24日 Xinhua News】日本の和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」が22日、同園で生まれた雌の赤ちゃんパンダ「楓浜(ふうひん)」の1歳の誕生日会を開催した。

  中国の薛剣(Xue Jian)駐大阪総領事もお祝いに駆け付け、孔鉉祐(Kong Xuanyou)駐日大使が「親善大使」と揮毫したグリーティングカードを代理で渡し、誕生日プレゼントを贈った。

「楓浜」は2020年11月22日、同園で誕生した17頭目のジャイアントパンダ。父親は「永明(えいめい)」、母親は「良浜(らうひん)」。出生時の157グラムだった体重は現在、28キロを超えている。

 中国の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は1994年、「アドベンチャーワールド」とジャイアントパンダの共同繁殖研究を開始。新型コロナウイルスの影響で、昨年は同基地のスタッフが日本へ行くことができず、「楓浜」は同園で初めて日本人スタッフのみで出産に成功した赤ちゃんパンダとなった。(c)Xinhua News/AFPBB News