インテルがナポリ下し首位と勝ち点3差に 優勝争い三つどもえ
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【11月22日 AFP】21-22イタリア・セリエAは21日、第13節の試合が行われ、王者インテル(Inter Milan)はナポリ(SSC Napoli)に3-2で勝利。前日にフィオレンティーナ(Fiorentina)に3-4で敗れた2位ACミラン(AC Milan)、首位ナポリとの勝ち点差を4にまで縮め、優勝争いに踏みとどまった。
ピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)に強烈なシュートを決められ早々に先制されたインテルは、ハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)のPKで追いつくと、イバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)のヘディングがゴールラインを割って前半終了間際に逆転した。
インテルはその後、ホアキン・コレア(Joaquin Correa)の持ち運びからラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)の狙いすましたシュートが決まって勝利を確実なものとし、三つどもえの優勝争いはより熱を帯びている。
マルティネスはライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「リーグの順位表に目を向けると非常に重要な試合だった」とコメントした。
「チームは良いプレーを見せ続けているが、結果がふさわしくないときもある。それでもきょうはインテンシティーと特徴が伴ったプレーができた」
他の試合では、途中出場のフェリックス・アフェナギャン(Felix Afena-Gyan)の2得点でASローマ(AS Roma)がジェノア(Genoa CFC)に2-0で勝利した。
82分に先制点を挙げた18歳のアフェナギャンは、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督のもとへ駆け寄り一緒に喜ぶと、さらに後半アディショナルタイムにも距離のあるところからカーブのかかった見事なシュートを決めた。
2003年生まれとしてはセリエAで初の得点者となったアフェナギャンの2ゴールで勝利したローマは5位に順位を上げ、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 22-23)出場権が与えられる4位アタランタ(Atalanta)と3ポイント差につけている。
モウリーニョ監督はDAZNに「彼にはものすごく高い好きな靴を買ってやると約束していた」と明かし、「それは800ユーロ(約10万円)くらいするから、彼は忘れないよう催促しに来た。あすの朝はまずそれを買うよ」と続けた。
対するジェノアは大雨の中、アンドリー・シェフチェンコ(Andriy Shevchenko)監督の初陣を白星で飾れなかった。(c)AFP