【11月22日 People’s Daily】中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室によると、北京時間2021年11月8日午前1時16分、約6.5時間の船外活動を経て、「神舟13号(Shenzhou-13)」の乗組員が密接に連携し、すべての船外活動の既成任務を遂行した。宇宙飛行士の翟志剛(Zhai Zhigang)氏、王亜平(Wang Yaping)氏がコアモジュール「天和(Tianhe)」に無事に戻り、船外活動を円満に成功させた。宇宙飛行士の船外活動は今回が宇宙ステーション段階での3回目で、中国の宇宙飛行史上初の女性宇宙飛行士による船外活動でもある。

 北京時間2021年11月7日午後6時51分、翟志剛氏は「天和」のノードモジュールのハッチドアを開け、午後8時28分の時点で、王亜平氏と一緒に中国の次世代船外宇宙服「飛天」を着用し、ノードモジュールから順次に船外に出た。中国初の船外活動を行った飛行士の翟志剛氏は13年ぶりに船外活動を再開した。王亜平氏は中国初の船外活動を行う女性宇宙飛行士となり、中国女性による船外活動の第一歩を踏み出した。船内にいる宇宙飛行士の叶光富(Ye Guangfu)氏は、両飛行士の船外作業を支援する。

 宇宙飛行士は船外活動を行う際、ロボットアームつり装置とアダプターの設置、船外での典型的な動作テストなどの任務を順次に完成した。全プロセスは順調に円満に行われ、さらに中国の次世代船外宇宙服の機能・性能や、宇宙飛行士とロボットアームの共同作業の能力、および船外活動に関する維持装置の信頼性と安全性を検証した。

 中国航天科技グループ(CASC)ロボットアーム工学専門家の唐自新(Tang Zixin)氏によると、今回設置された設備は、主に今後の大型アームと小型アームの組み合わせ作業に備えたものだ。これらをつなぎ合わせば、長さ15メートルのロボットアームを作ることができ、作業範囲も広げることができる。CASC宇宙ステーションシステム副総設計士の朱光辰(Zhu Guangchen)氏は、今回の船外任務には宇宙ステーションの飛行姿勢の制御も含まれており、操作は非常に正確で適切だと述べた。

 船外作業を行う際に、王亜平氏はヘルメットカメラで翟志剛氏の操作過程を記録した。このほか、彼らは船外宇宙服の着用状態で宇宙で典型的な動作テストの実施などの任務を行った。

 中国有人宇宙飛行プロジェクト宇宙飛行士システム総設計士の黄偉芬(Huang Weifen)氏は、初の船外活動を行った宇宙飛行士と初の女性宇宙飛行士が、共に今回の船外活動を円満に達成したと述べた。彼らの活躍は素晴らしく、今回の船外活動を通じて、さらに経験を積み、後続の任務の基礎を築いた。

 北京時間2021年10月16日に順調に宇宙ステーション複合体に入ってから、神舟13号の乗組員は軌道上で約20日間生活した。宇宙補給船の物資移動、宇宙ステーション複合体の管理、新しい船外宇宙服の開封とテスト、軌道上での医学検査、無重力防護訓練、ステーション試験などの日常作業を相次いで展開し、軌道上での緊急避難、ロボットアームの操作、医療救護訓練などの軌道上訓練も実施した。(c)People’s Daily/AFPBB News