【11月22日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー最終戦、CMEグループ・ツアー選手権(CME Group Tour Championship 2021)は21日、米フロリダ州ネープルズ(Naples)のティブロン・ゴルフクラブ(Tiburon Golf Club、パー72)で最終日が行われ、「63」をマークした韓国の高眞榮(Ko Jin Young、コ・ジンヨン)が通算23アンダーで2連覇を果たし、ネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)を抑えて年間最優秀選手賞を獲得した。

 最終日に9バーディーを記録し、昨シーズンに続いて最終戦を制した高はこれが今季5勝目。今回150万ドル(約1億7000万円)を得たことで、生涯獲得賞金は900万ドル(約10億3000万円)を超えた。

 一方、シーズンを通して高と入れ替わりで世界ランキング1位に立っていたコルダは、年間最優秀選手賞のポイントで同選手をわずかに上回り、世界1位で最終戦を迎えていた。

 両者を含む4人が3日目を終えて首位で並んでいたが、結局コルダは5位タイに終わり、年間最優秀選手賞には手が届かなかった。

 首位タイで最終日を迎えた畑岡奈紗(Nasa Hataoka)は8アンダーを記録するも、通算22アンダーで1打差の2位となった。

 張替美那(Mina Harigae、米国)とセリーヌ・ビュティエ(Celine Boutier、フランス)が同18アンダーで3位タイに、コルダら3選手が同17アンダーで5位タイとなった。(c)AFP