【11月22日 AFP】21F1第20戦カタールGP(Qatar Grand Prix 2021)は21日、決勝が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が圧巻の走りでポールトゥウィンを飾った。この結果、総合順位で首位に立つレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)との差は8ポイントにまで縮まり、忘れがたいシーズンにふさわしいスリリングな最終盤を迎えることになった。

 年間王者に7度輝いているハミルトンは、初開催となった夜間開催のカタールGPで24歳のフェルスタッペンを難なく2位に抑え、残り2レースとなる中で総合争いは大接戦となっている。

 物議を醸した1週間前の第19戦サンパウロGP(Sao Paulo Grand Prix 2021)では、数ある逆境を乗り越えて逆転優勝を果たしたハミルトンだが、この日はキャリアでも屈指の圧勝を収めた。

 第17戦米国GP(United States Grand Prix 2021)と第18戦メキシコGP(Mexican Grand Prix 2021)で優勝をフェルスタッペンに明け渡し、前人未到となる8度目の総合優勝の望みはついえたかに思われた36歳のハミルトンだが、今は12歳年下のライバル以上に勢いがある。

 キャリア通算102勝目を挙げたハミルトンは、「レースのリプレーを見て、後ろで何が起きていたのかを知るのが待ちきれない」とコメントした。

「先頭でとても孤独だった。もちろん最後まで接戦のレースも楽しんでいるが、きょうはこのポイントが必要だった」

 前日の予選でイエローフラッグを尊重しなかったとして、2番から7番にグリッド降格となっていたフェルスタッペンだが、最速ラップを記録して1ポイントを加算した。

 2度の年間優勝を誇るアルピーヌ(Alpine)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が3位に入った。2014年以来7年ぶりの表彰台を獲得した40歳のアロンソは大歓声を浴びた。

 8番手スタートだったアルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)は13位に終わった。(c)AFP