【11月21日 AFP】ボクシング、WBO世界ウエルター級タイトルマッチが20日、米ラスベガス(Las Vegas)のミケロブ・ウルトラ・アリーナ(Michelob ULTRA Arena)で行われ、無敗王者テレンス・クロフォード(Terence Crawford、米国)が挑戦者のショーン・ポーター(Shawn Porter、米国)から10回TKO勝ちを収め、タイトルを防衛した。

 34歳のクロフォードは10回、ポーターから2度ダウンを奪うと、ポーターの父親でトレーナーのケン(Ken Porter)氏が試合を止めた。

 このラウンドに正確な左アッパーをボディーに打ち込んでポーターを膝から崩れ落として1度目のダウンを奪ったクロフォードは、右のオーバーハンドを頭部にヒットさせて倒し、残り1分21秒でケン氏が審判に試合のストップを申し出た。

 試合は9回までは接戦で、共に偶然のバッティングで目の付近をカットしていた。

 戦績を38戦全勝(29KO)としたクロフォードに対し、キャリア4敗目を喫したポーターは31勝(17KO)4敗1分けとなった。クロフォードはこれでタイトルマッチでの戦績を16戦全勝とし、ここ9試合は連続でKO勝ちを収めている。(c)AFP