【11月21日 AFP】21-22フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フランス杯(Internationaux de France 2021)は20日、フランス・グルノーブル(Grenoble)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、鍵山優真(Yuma Kagiyama)が合計286.41点でGPシリーズ2連勝を果たした。

 前日のショートプログラム(SP)で圧巻の演技を見せた18歳は、264.99点で2位に入った佐藤駿(Shun Sato)に大差をつけて優勝。今月上旬のイタリア杯(Gran Premio d'Italia 2021)に続く連勝を飾り、12月に大阪で行われるGPファイナル進出も決めた。

 女子では世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2021)女王で、来年2月の北京冬季五輪で金メダルの最有力候補とみられるアンナ・シェルバコワ(Anna Shcherbakova、ロシア)が優勝した。

 17歳のシェルバコワは転倒のミスがありながらも合計229.69点を出し、同じロシアのアリョーナ・コストルナヤ(Alena Kostornaia)に7.84点差をつけた。樋口新葉(Wakaba Higuchi)が合計204.91点をマークし、SP6位から3位表彰台に滑り込んだ。(c)AFP