【11月20日 AFP】ロードレース世界選手権(WGP)のMotoGPクラスに参戦するレプソル・ホンダ(Repsol Honda)は19日、マルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が12月に目の検査を受けることを明らかにした。同選手は物が二重に見える複視を患っており、来季に関しては検査を終えてから判断するという。

 MotoGPクラスで通算6度の総合優勝を誇るマルケスは、先週末に行われた今季最終戦のバレンシアGPを欠場し、来季に向けてスペイン・へレス(Jerez)で行われている公式テストにも参加していない。

 ホンダのチーム代表を務めるアルベルト・プーチ(Alberto Puig)氏は、28歳の同選手の健康が第一であるとして「彼がどのように感じるかが最も重要なことだ」と述べ、「診断を受けたときと状態は同じで、彼には時間と休養が必要だ」と明かした。

「クリスマスの時期に、彼がどのような状態なのか確認し、それから決断を下す」

 これに先立ちホンダは16日、マルケスが診断を受けてから体調を崩していると公表していた。プーチ氏は「テストにも参加できず、彼は浮かない様子だ」と語った。(c)AFP