【11月21日 CGTN Japanese】新疆バインゴリン蒙古自治州和静県のバインブルク草原ではここ数日、家畜100万頭あまりの秋牧場から冬牧場への移動が始まっています。数十キロに連なる牛や羊の群れが数百キロの距離を移動し、氷に覆われた山を越え、雪原を渡り、壮観な景色を織りなしています。 

 バインブルク草原は平均標高2500メートルの平たんな地形で、水と牧草が豊富にあるため、新疆では最も重要な牧畜業の拠点の一つです。この場所の植物は標高ごとに垂直分布しており、現地の牧畜民は代々、水場や牧草地を求める暮らしをしてきたことから、四季に合わせた移動という生活スタイルが形成されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News