【11月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、レスター・シティ(Leicester City)のブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は18日、重圧が強まるオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督の後任として、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の指揮官に就任するのではないかという臆測を一蹴した。

 批判を浴びるスールシャール監督が解任されれば、ロジャーズ監督は後任の筆頭候補の一人になるとみられている。

 11月の代表ウイーク前、精彩を欠くパフォーマンスでマンチェスター・シティ(Manchester City)に敗れたスールシャール監督にとって、アウェーで行われる20日のワトフォード(Watford FC)戦はなんとしても白星が欲しい一戦になる。

 シティ戦の黒星は、ホームで宿敵リバプール(Liverpool FC)に0-5で敗れた屈辱的大敗の直後のことであり、スールシャール監督は指揮官の座にしがみつかざるを得なくなった。

 昨季、レスターにFAカップ(FA Cup 2020-21)のタイトルをもたらしたロジャーズ監督は、今週末のチェルシー(Chelsea)戦を前に、記者会見でユナイテッドでの指揮に興味があるかと問われ、「言いたいのは二つ。一つ目は監督がいて、良い監督や優れた人材がクラブで必死に働いているときにその質問をするのはとても失礼だということ」と答えた。

「二つ目は、それは現実ではないから大してコメントができないということ」

「私はレスター・シティの監督としてここにいるし、そのことは誇りであり光栄に思う。選手やクラブ、オーナーに完全に専心している」

「そんなところ。それに関する他のあらゆる雑音はわれわれにコントロールできない」 (c)AFP