【11月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は512万2675人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億5495万2650人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 17日には世界全体で新たに8756人の死亡と58万5377人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1630人。次いでロシア(1251人)、ウクライナ(752人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに76万7435人が死亡、4742万139人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は61万1851人、感染者数は2197万7661人。以降はインド(死者46万4623人、感染者3447万8517人)、メキシコ(死者29万1573人、感染者385万1079人)、ロシア(死者26万335人、感染者921万9912人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの609人。次いでブルガリア(384人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(370人)、モンテネグロ(355人)、北マケドニア(354人)、ハンガリー(337人)、チェコ(297人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が153万2375人(感染4636万9226人)、欧州が147万455人(感染7973万5622人)、アジアが88万6427人(感染5664万2051人)、米国・カナダが79万6838人(感染4917万4514人)、アフリカが22万1100人(感染857万2380人)、中東が21万2393人(感染1416万9999人)、オセアニアが3087人(感染28万8866人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP