【11月18日 Xinhua News】中国北京市で17日、中国日本商会が主催する中日国交正常化50周年記念ロゴマークの発表会が行われ、在中国日本大使館の貴島善子公使・広報文化部長、中国日本商会の御子神大介会長らが出席した。

 貴島氏はあいさつで「日中国交正常化以降、一つ一つの心温まるエピソード、経済の発展に関わるさまざまな交流など、全ては両国民がつくり上げてきた」と指摘。「日中国交正常化50周年に当たる2022年の1年間、記念ロゴマークを使って日中交流の新たなエピソードをたくさんつくってもらうことで、日本と中国の気持ちが通い合う場面が展開されることを期待する」との考えを示した。

 記念ロゴマークに決まったのは、北京のデザイン会社、北京天樹視覚設計の肖忠橋(Xiao Zhongqiao)さんの作品で、応募総数162点の中から選ばれた。肖さんは、重なり合う二つの円に万里の長城と富士山のモチーフを取り入れたデザインについて、中日両国が手を携えて心を一つにするよう願いを込めたと説明した。

 中国日本商会によると、記念ロゴマークは中日国交正常化50周年に祝意を表すために制作した。中国国内の日系企業や個人などに広く使用してもらうことで、中日友好の重要性への意識を喚起し、認識の共有を促すことを目的としている。(c)Xinhua News/AFPBB News