【11月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は511万3287人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億5429万8140人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 16日には世界全体で新たに9079人の死亡と72万8779人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2475人。次いでロシア(1247人)、ウクライナ(769人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに76万5913人が死亡、4731万1015人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は61万1478人、感染者数は2196万5684人。以降はインド(死者46万4153人、感染者3446万6598人)、メキシコ(死者29万1241人、感染者384万7243人)、ロシア(死者25万9084人、感染者918万2538人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの609人。次いでブルガリア(382人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(369人)、モンテネグロ(353人)、北マケドニア(353人)、ハンガリー(335人)、チェコ(295人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が153万1443人(感染4632万9200人)、欧州が146万5142人(感染7930万508人)、アジアが88万5308人(感染5659万7605人)、米国・カナダが79万5299人(感染4906万4643人)、アフリカが22万949人(感染856万8662人)、中東が21万2083人(感染1415万1528人)、オセアニアが3063人(感染28万5994人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP